AMPで広告収入は下がる!!表示スピードが速いのですが、

 AMP化したサイトは、SEOでも効果があったのですが2019年10月以後は顕著な上昇がストップ。

 さらに困ったことに、AMP化したほとんどのサイトは広告の収入が減少していることが判明。

 一部サイトにいたっては、全ページ検索結果から表示されないという事態に。AMPは期待した以上の効果どころか、逆効果になる場合もあります。

AMPは一部しかSEO効果なし

 2019年12月現在、AMP化することによるSEO効果は一部しかありません。SEOの中でも、表示スピードはかなり重視される要素ではあるのは変わりないのですが、AMPによる高速表示によるSEO効果というのは、低下しています。

 今のところSEO効果がある表示スピードというのは、ページの一番上の部分、スクロールせずに見える範囲が瞬間的に表示される点が重視されている模様。

 この点は、CSSの読み込みやJavaScriptの読み込みでの時間も関係してくるのですが、やはりシンプルなページ構造にしておくことで、かなり改善が可能です。

 さらに、レンタルサーバーを高速表示できるところに変更するのは効果大。下手なSEOよりもサーバー移転の方が効果が多きいと感じています。

 最近では、SSD搭載で高速なレンタルサーバーもあります。低価格でもおすすめなのが、スターサーバー↓

 月額200円以下でも十分な高速表示が可能です。seotech.clickでもスターサーバーを使っています。

 今まで試した中では、ConoHa WING がおそらく国内最高速のレンタルサーバーです。月1,200円とやや値段は上がりますが、夜8時から10時のピーク時間でも反応速度は高速です。

 お試し期間もありますので、ConoHa WING のスピードは体感しておくとかなり参考になります。

 表示スピードの改善としてSEO効果が高いのが、画像の遅延読み込みとCDNの活用。

 AmazonのAWS CloudFrontなど比較的簡単にCDNで画像や動画が配信できるキャッシュサーバーもありますので、そういった画像の高速配信などの活用はかなりSEOの表示速度の面での効果が高いです。

 画像の遅延読み込みは、jQuery が一番使いやすいと思いますので、ページ下部の遅延読み込みも検討してみる価値ありです。

 AMP化によるページの表示速度高速化よりは、タグの変更などの手間が少ないので、現在のページからの変更の手間などを考えてコストの比較的安い方法での高速化をすることをおすすめします。

 AMP化したからといって、SEO効果はあまり高くありません。逆に、AMP化による原因不明な検索結果からの全削除などもありますので、安易に表示の高速化でAMP=SEO効果が高いということはありませんので、十分な検討をおすすめします。

広告収入は20%以上低下

 AMP化によるSEO効果の最終目標とも言える、広告収入がどれぐらい増加したのかという点ですが、はっきり言って広告収入は下がります。

 広告タグがAMP専用タグに変更する必要があったり、従来のLPからの変更が必要だったりするのですが、アドセンスの場合も含めて、広告収入は下がります。

 面白いもので、ページの表示速度が高速化されることで、ユーザにとっては情報が早く見つけられるという点は評価されるのかもしれません。

 ただ、広告に関しては無視されやすくなるのか、この点ははっきりと言った原因が不明です。

 AMP前のページデザインそのままでAMP化して画像タグと広告タグを変更した場合でも、広告収入が10%から40%は下がってしまうのは顕著な傾向なので、残念ながら広告を貼っているページで広告収入が落ちたなと感じた段階で、AMP化する前に戻した方が賢明かもしれません。

 一般的な通販サイトの商品紹介ページでも、AMP化することで商品画像を高速表示できるのは一見有利に思えたのですが、残念ながら購買やコンバージョンを見ると、最終的には売上が下がる傾向があります。

 これを従来のページと比較してみると、どうもページからの離脱が多くなっているので、高速表示での広告効果や購買にはメリットがあまりないような気がしています。

 消費者の動向としてなんらかの要因があるのかもしれませんが、原因解明よりは対処が先決。AMP化して表示スピードが改善された場合でも、広告収入や商品売り上げに下落が見られた場合は、早急にAMP化する前にするなどの対策を取った方がいいかもしれません。

結論はAMP化全解除

 現状では、AMP化することでメリットが多いと考えるサイト制作者の方が多いようです。

 AMPはGoogleが推進するプロジェクトなので、一見良さそうに見えて、導入する方も多いのですが、WordPressではプラグインによるトラブルもよく発生しています。

 さらに、AMP化による表示の高速化は、記事の内容自体を読み込んでもらうにはとても良い方法なのですが、広告の収入としてはあまり良い結果には結びついていません。

 AMPに対応させるには、手間も時間もかなりかかります。表示速度の高速化には、サーバー高速化や画像遅延読み込みなどでも十分効果がありますので、AMP化するより先に検討してみることをおすすめします。

 seotech.clickでも、AMP化しているページは順調に順位が下がったまま上昇できていません。以前はAMP化して高速表示することはSEO効果がかなり高かったのですが、2019年10月あたりからは、ほぼ効果がありません。

 物販系のサイトは、すべてAMPを解除して従来のページ構成に戻しています。今後もAMP化する際には、ページのコンテンツにも注意が必要ではないかと考えています。

 最近のAMP動向として、AMPストーリーという機能が追加されています。2019年12月現在では、アメリカの一部有力サイトのみ対応していますが、今後は日本でも実装されるサイトが増えていく見込みです。

 ただ、こういった新機能の追加の裏で、わざわざ手間と時間をかけてAMPを採用する必要がないのではないかという疑問も強くなっています。

 AMPで表示スピードが速いのですが、広告収入は下がることが多い事例が最近頻発しています。

 もし、AMP対応させる際には、旧バージョンに戻せる状態を維持してから試験的に移行してみることをおすすめします。

 このページをご覧になった方にはこちらの AMP化で検索結果から全削除になりました。その後は、 のページも参考になるかもしれません。

■更新履歴
2019/12/09 記事を公開しました。

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